追掛大詮継(おいかけだいせんつぎ)
こんにちは 今和泉(いまいずみ)です(*‘∀‘)
今回は一般的には知られていないであろう大工業界では常識の木材の継ぎ方にスポットを当てて
実践を交えながらご紹介したいと思います(^^♪
玄関ポーチの柱で周りをタイルで覆っていましたが、
雨風が当たってしまうためか老朽化が激しかった一部を切り取り、
新しい柱と入れ替える作業を行いました(*’▽’)
切除した柱の断面は↓こんな感じに
前回の記事はこちら
それでは 早速 Let’s 作業開始٩( ”ω” )و
鉄柱のサポートを両側に1本づつ立てて腐食の激しい部分を切除します。
柱の撤去が終わったら新しい柱を継ぐのですが、
古くから使われているタイトルの継ぎ方【追掛大詮継(おいかけだいせんつぎ)】を使用します。
それがこちら⇓
ん~~。初めて見る変わった形ですねぇ~( ゚Д゚)
この継ぎ方は一度嵌め込んでしまうと二度と自力では取れなくなるほど強力で古くから柱や梁(はり)を継ぐ時に使用されているようです。
残った柱にも同様の加工を施します。
この2本を両側から叩き込んで噛み込ませると・・・
柱の修復完了(‘◇’)ゞ
再度の腐食を防ぐために柱と基礎が接着しないようパッキンを入れて完成(∩´∀`)∩
最終的には雨風が直接当たっても腐食しないよう柱の周りを外壁材のサイディングで覆って完成となりますがその仕上がりはまた後日に(^^♪
次の予定は既設トイレのリフォームに着手いたします(*‘∀‘)
この空間も木の天井・床と漆喰壁になる予定となっておりますので出来上がりが楽しみです( *´艸`)
今回はここまで。
それでは また(=゚ω゚)ノシ